子安神社の初午祭(はつうまさい)
初午とは、お稲荷様の誕生日とされている日のこと。
本来であれば2月最初の午の日(今年は2月7日)が該当するのですが、その12日後が二の午、さらに12日後が三の午とされており、今年は3月3日が三の午の日というわけです。
この日は17時からキツネの仮装行列があるとの事でしたが、お昼前から神社が賑わっていたので少し覗いてきました。
入口の前まで行くと、キツネのお面が売られています。色やサイズもさまざまです。
神楽殿ではお囃子が行われていました。
こちらはお面の絵付けコーナー。絵の具を使って自分好みのお面を作ることができます。
境内も普段より華やか。午後になると人もさらに増え、夕方までずっと賑わっていました。
そして17時ごろ、いよいよキツネの行列が始まります。
山車も出ています。
こちらは三味線の演奏。行列はこの音に合わせて進んでいきます。
狐の嫁入り!
親子連れで参加されている方もいらっしゃいました。
追いかけて正面から一枚。このまま一時間ほど神社の周りを練り歩きます。
本来お稲荷様は穀物・農業の神様ですが、現在は産業全体の神様とされ、織物が盛んだった八王子では商売繁盛を願ってお稲荷様が沢山祀られていたのだそう。
その風習が現在まで受け継がれ、こういった行事が続いているのですね。
子安神社の初午祭は毎年2月上旬〜3月上旬に行われているようです。
気になった方は是非足を運んでみてはいかがでしょうか。