JJUG CCC 2019 Spring に行ってきました
先週の土曜日にありました JJUG CCC 2019 Spring に参加してきましたので、そのレポートになります
興味があるものや Oracle JDK Open JDK 周りの情報をキャッチアップできればと思い参加しました
参加したのは下記セッションになります
- OpenCensusで始める分散トレーシングと監視
- 大企業運営の法人向けサービスにおけるOpenJDK移行事例
- Catch up java 12 and Java 13
- ホットペッパービューティーにおけるモバイルアプリ向けAPIのBFF/Backend分割
- 最適なOpenJDKディストリビューションの選び方(アンカファレンス)
- Functional Spring Cookbook
OpenCensusで始める分散トレーシングと監視
監視は監視でもこちらはビジネスの監視 KPI などを OpenCensus を使って行う紹介になります
KPI = Google Analytics や DB から抽出するものというイメージでしたがアプリケーション側のアプローチ方法を知れて良かったです
登壇者の方の ブログ記事 も確認したいと思います
大企業運営の法人向けサービスにおけるOpenJDK移行事例
移行事例から面白くもあり実際に担当することになったら頭を悩ますことになりそうな話など紹介されていて興味深かったです
RedHat 向けの Open JDK と Oracle JDK の rpm 依存パッケージの違いとかうっとなりそうです
正直 PATH を切り替えれば、、、と思っていたのですが十分検討しなければならないですね
Catch up java 12 and Java 13
もうすでに Java 12 はリリースされていますが、Java 12 の復習と Java 13 に入ってくるかもしれない機能の紹介でした
ホットペッパービューティーにおけるモバイルアプリ向けAPIのBFF/Backend分割
今回のセッションで初めてBFF層という考え方があるのを知りました
今回のように多数のAPI呼び出しや、実装者を分けて開発したいときなどに良さそうだなと思いました
最適なOpenJDKディストリビューションの選び方
https://www.oracle.co.jp/campaign/code/2019/pdfs/oct2019_b-3-3.pdf
どのディストリビューションの Open JDK を利用するのか検討されている方が多いんじゃないんでしょうか
参加させていただいたセッションでは、Open JDK の歴史から実際にどの OpenJDK のディストリビューションを選択するのか要点を押さえて説明されていて非常にわかりやすかったです
Functional Spring CookBook
Spring 5.1 から RequestMapping などを利用しなくても RouterFunctions を利用して Bean 化することで ルーティングの定義を行えるようになりました
こちらのセッションではより関数型プログラミングで Spring アプリケーションを記述する方法などの紹介になります
今まで Reactive な WebFlux を利用した際にボトルネックとなるDB周りの対応も R2DBC や Reactive Transaction などの利用で解決できそうでした
まとめ
以上、簡単でありますが、JJUG CCC 2019 Spring のレポートでした
Java の新しい機能などに関心があるのか関連のセッションが混雑していたことや
スライドの内容が Java から Kotlin に変更されているのが目立ちました
セッション内容は、昨年同様こちらのページでまとめられているので確認してみてはいかがでしょうか