約10年前のSE出世双六が見つかったのでプレイしてみました。
当時他社へ転職する同僚への餞別として購入したものの、シフトがあわず渡しそびれたままだったのを掃除の際に発見したので会社でプレイすることに。
このゲームはキャリアを積んで資格を取ったりレベルを上げたりしてITセレブを目指すという日立システムが作ったゲームで、当時からクソゲーと名高いゲームでした。
推奨人数が5人との事なので Nkさん、Niさん、Hさん、Oさん、私でプレイ開始。
序盤はブロンズの資格を取得するまで進めないという縛りがあり、数回落ちるプレイヤーが居るものの順調にコマを進め、真の地獄はLv3以降のプロジェクトマネジメントとITスペシャリストの分岐からでした。
Lv3までは通過するだけで昇格しましたが、Lv4以降は昇格に失敗すると、以前のレベルのマスまで戻されるという無間地獄があり、Oさんは5回ほどLv4で落ちたりする反面、私とNkさんは数回の戻りこそあるものの順調にコマを進め人生の分かれ道のマスへ。
ここではゴールドの資格か、100ポイント以上獲得しているとITセレブの道に進み、条件を満たしていないとサイコロを振った数字のレベルマスに戻されるという更なる苦難があり、私とNkさんは一回戻されるも、ゴールド資格を取ったり、100ポイント貯めて超えることが出来てゴール。
その後、Niさんもレベル昇格に苦労しながらも3着でゴール。
此処からHさんとOさんの争いが激化。
Hさんはレベル進級に失敗しながらも「祖父の遺産が国宝になり50ポイント」というマスに3回とまりポイント数を大きく稼ぐ(SE関係ない!)。
Oさんはダントツの昇格失敗回数で全然進めない反面、細かなポイントを集めつつ3回休みでのゴールド資格取得をを2回目で成功。
その後、大量のポイントを持っていたHさんはイベントマスで転職が上司にバレて失敗しポイントを全部失い、人生の分かれ道でLv2からやり直し。
Oさんはクリア直前のギャンブルマスに数回止まり、ポイント数での逆転を狙うも3回ギャンブルで負けるというSE関係ないところでもデットヒートが繰り広げられました。
最終的に獲得したポイント数で一位Nkさん、2位私、3位Niさん、4位Hさん、5位Oさんで終了。
ゴール時に順位でボーナスポイントが付きますが、順調に進み過ぎてもポイントが集まらないので、必ずしも有利とは限らないのが面白かったです。
しかし、マスを戻されまくるので、結構挫けそうになります。
マス目もデプロイに失敗とか環境が構築できずに休みとかの他に自伝が映画化されるので、自伝のタイトルを考えて大声で叫ぶという無茶ぶりも有り、クソゲーではありますが、クリア出来た時の達成感やネタ的な面白さがあるという感じです。